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子供向けコンサート (オーケストラ) [クラシック]

またしても久しぶりの更新となってしまいました。しかも、今ごろ夏休みの話題… (^_^;;

夏休み中に、子供たちがその評価が日本で5本の指に入るといわれる楽団の 子供向けコンサートに行ったのです。(都合により一緒にはいけませんでした) 最近のこういったコンサートでは、当日の演奏ではないものの "当日の曲目を収録した CD" (じゃなくてCD-R (笑)) を販売してたりするんですね。 で、それを買って帰ってきてました。

ず~っと前の記事に書いたのですが、むか~しむかし何度かコンサート・ホールでのクラシック演奏会の録音の手伝いをしていたことがありまして、そんな自分からすると 録音の質 はかな~りイマイチ、というかはっきり言って ショボイ です [もうやだ~(悲しい顔)]
曲目自体は もともとうちにあって子供たちも何度も聴いている 「小澤征爾セレクション 音楽のおくりもの for kids」 に収録されている 定番曲 + あるバレエ組曲の中からいくつか、といった構成だったので、親たちとしては 「その曲を聴くのならこっちで!」 といって小澤さんの CD に変えたりするのですが、そうすると、とくに下の子が 「それ、違う~!もとの(音源)に戻して!!」 と文句をいうのです [ふらふら]

で、これはなぜなんだろう? と考えるわけですが、いくつか思い当たることはあります。
  1. Rock を聴くようになった頃 Live アルバムが好きだった自分だがそれは "最初に" Live 盤を聴いた場合 (一番最初 は KISS のALIVE!と ALIVE II を同時に[exclamation]) に限られていたような気がする。逆に先に スタジオ盤を聴いていた場合、Live バージョンはなんか違う…と思っていたような気もする
  2. クラシックの場合、楽団や指揮者の違いでかなり印象が変わる。とくにこの場合 「子供向けコンサート」 ということであまり抑揚をつけずに "譜面どおり" の演奏をしているような気がする (小澤盤はさまざまな (通常の) コンサートでの演奏のコンピレーションであるのに対して)
  3. 初めて目の当たりにした(体感した) "音" の記憶への刻まれ方は他の体験とは異なるのかもしれない。(これはもしかすると一年くらい前にこの記事(「覚えてしまった。」) を書いた時に感じていた "生演奏を目の当たりにした曲は少ない回数聴いただけでも覚えてしまうのかもしれない" というのと通じるものがあるような気がする)

などなどなど。。。
けれど、当然のことながら結局のところどういうことなのか結論 (?) はでていません(笑)

いずれにしても、ある "音楽体験" がどのようにその後の 趣向 や 活動(発動) に影響するのか、ということに対する興味は尽きないのでありました [わーい(嬉しい顔)]






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五嶋龍さん (「五嶋龍のオデッセイ」 by フジテレビ) [クラシック]

2015/1/19 の 2 Cellos に関するエントリで五嶋龍さんの名前を出しました。「え? いったいどんな関係が!?」 と思うかもしれませんけれども、2 Cellos の PV を観て&音を聴いて、(若き日の)五嶋龍さんを思い出してしまったのです。(少なくとも、どちらも弓が切れるのもおかまいなく "情熱" のこもった演奏をする、という点では共通していると思います)

五嶋龍さんとの出会いは、1996年から 2005年まで10年間にわたってフジテレビが放送していた "五嶋龍のオデッセイ" というドキュメント番組でした。龍くんが7歳~17歳までの10年間、毎年一回、8月か9月の日曜日の午後(夕方?)に放送されていて、なぜか番組表とかで意識することなく偶然に、数回観ていたのでした。(今もスカパー CSフジ で再放送された全回分が HDD レコーダーに保存されています。さすがに全編を観るのは時間がかかりすぎますが、たまにかいつまんで見返しています)

たぶん最初に見たのは10歳前のころ。ものすごく荒削りな "ツィゴイネルワイゼン" の演奏にノックアウトされました。(誤解を恐れずに書きますと) 多分ね、自分が幼少のころの地元のヴァイオリン教室でこんな弾き方をしたら(そもそもその年齢ではこんな曲は弾かない/弾けないのかもしれませんけれど) 「おいおい、、、」 と言われてしまうんじゃないかと思うんですよね。本当に音が荒くって、というか "トンガって" いて、それでいて心を震わせる演奏でした。

そして、その間にも何回かたまたま観ていたのですが、最後の回 (2005年) は、龍くんのファースト・アルバム発売直前(?)の放送で、ロイヤル・フィルハーモニー楽団と録音したという "Sinding Suite for Violin and Orch op10" (リンクの冒頭 1:40 くらいまでの部分。これは別人の演奏ですが…) に完全にやられてしまいました。
なんでしょう、これ(笑) 自分になじみのある 「ヨーロピアンな ハード・ロック / ヘヴィ・メタル ギタリスト」 に通じるものがあるというか。。。 あぁっと、あと Eddie Van Halen 君もね… (リンクした YouTube の演奏よりもより "アタック" というか "エッジ" が効いた演奏でした。) #ちなみにその番組によると 当時の龍くんは Van Halen が好きで高校でロック・バンドをやっている、ということでエレキ・ギターを弾いているシーンもありました [わーい(嬉しい顔)]

そして、デビュー・アルバム発売後の "凱旋ツアー" (多分2006年) を観に行ったのですが、その時もアンコールの "ツィゴイネルワイゼン” での 「ロック」 な龍くんに完全に魅了されたのでした。

もう、あれから9年も経つんですが、実はその後 彼の演奏はあまり聴いていません。よくあるのは "尖がった" 演奏をしていた若手演奏家も年を経るにつれてだんだん "マルく" なっていく、というストーリーなんですけれど、龍くんに限ってはそういうことはないのだ! と勝手に思っているのです(笑)

実際のところはどうなんだろう? 近いうちに "生演奏" を聴きに行ってみようと思います!

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ラデツキー行進曲 (少人数吹奏楽) [クラシック]

個人的には NHK が毎年放送してくれるウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのアンコールで聴く機会が一番多かったりするわけですが [わーい(嬉しい顔)] 先日の上の子の中学校入学式で新入生入退場時に先輩達が演奏してくれていました。(ちょっと調べてみたら、わりと入学式で使われることが多いようですね)

せいぜい20名くらいの少人数編成で、ウィーンフィルの演奏のように派手 (^ ^;; ではありませんがすごく落ち着いた演奏で、全 320人 の入退場の間ずっと繰り返されていましたが、いつまででも聴いていたいと思うほど心地よかったです。

保護者席からは演奏する姿は見えなかったのですが、演奏しているすぐそばを通った子供は「トロンボーンは2本だった」 としっかりチェックしていました(笑) で、「部活は決めた?」 という質問には 「まだ考え中!」 とのことでしたが。。。

ま、うちの子がやるかどうかは別として、いろいろな機会に吹奏楽部の演奏を聴く機会はこれからもあることでしょう (^o^) なんでこんなにワクワクするのかよくわかりませんが…[わーい(嬉しい顔)]
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ベートーヴェンは凄い! [クラシック]

2014年も明日、大晦日を残すのみとなりました。
大晦日といえば「ベートーヴェンは凄い!」 です。ベートーヴェンの全交響曲を約11時間(休憩含む)かけて連続演奏するという毎年恒例のコンサート。もう今年で12回目にもなるそうです。 今年のこのコンサートのウェブ・ページに
長時間の舞台を華麗な演奏で支えるのは、今年も「岩城宏之メモリアル・オーケストラ」。 日本を代表するオーケストラで活躍するコンサートマスターや首席奏者クラスによる特別編成です。 コンサートマスターは篠崎史紀(NHK交響楽団第1コンサートマスター)が務めます。

とありますが、たぶん 2006年 からそんな構成でした。
んで、自分は 2006年に一度行ったきりなのですが、その時のインパクトがすごかったせいか、我が家ではクリスマスを過ぎた年末は毎年ベートーヴェン聴きまくりです (^_^;;

初回の 2003年は 3人の指揮者(岩城宏之、大友直人、金聖響)が振り分け、2004年と 2005年は岩城宏之さんが全曲指揮、そして 2006年は6月に亡くなった岩城さんの追悼コンサートということで、全9曲を9人の指揮者が振り分ける(年齢若い順に1番~9番?: 下野竜也、岩村力、大友直人、高関健、井上道義、秋山和慶、小林研一郎、ジャン=ピエール・ヴァレーズ、外山雄三) という豪華版でした。
2007年からは2010年を除いて毎年「炎のコバケン」氏が全曲通して指揮をされているのだそうです。2014年ももちろん。コバケンさんの全曲指揮を聴きに&観に、またいつか行きたいと思いつつもう何年も過ぎてしまいました。2006年は当日でも S席、A席は空きがあったのですが(そのお陰で途中から聴けたのでした)、今年は今日時点で完売とのことで。。。 う~む、もともと明日行ける可能性はほとんどないのですが、なんとなくがっかりしてたりして。。。

ともあれ、明日もベートーヴェンを聴きまくるぞ! と、2011年 の ズービン・メータ指揮の N響 の第九を聴きながら。。。 (あれ? この時、篠崎さんいなかったのか…(^o^;;)
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井上道義さん 復帰! [クラシック]

え~っと、書くのが遅くなってしまいましたが(&皆さんご存知のとおり)、私の一番好きな指揮者である井上道義さんが 10/11 の N響 との公演で無事に復帰されました!
この後、年内の予定は 石川県(金沢)/w オーケストラ・アンサンブル金沢 か 11/29@埼玉 w/ 新日本フィル しかないようですけれど、今年は無理だとしても来年早いうちには是非、聴きに行きたいとです!!

タグ:井上道義
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