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「四月は君の嘘」楽曲集 (プレイリスト@Amazon) [クラシック]

出張時の機内エンターテインメントで 「四月は君の嘘」 という映画を観て、使われていた 音楽 に涙した、ということを少し前に書きました。

その後、Amazon (Prime) Music で それらの曲ばかり探して聴いていたら、”「四月は君の嘘」楽曲集" というプレイリストを "おすすめ" されました [わーい(嬉しい顔)] それで聴いてみたのですが、これは 原作 に出てくる楽曲を集めたものなのですね。 なので、大好きな パガニーニのカプリース は出てきませんでしたが、さすがに 主人公がピアニストなだけあって、ピアノ曲がたくさん で、すっかりはまってしまいました (^o^) 毎日のように入眠時に聴いています。 前の記事には 「サントラ買ってしまうかも」 と書きましたが、某J-POP の主題歌とかいらないので、Amazon Music でいいかなぁ、と思ってしまいました [わーい(嬉しい顔)]

その理由としては。。。 物語の中で(原作は知りませんがすくなくとも映画の中では) 主人公が小さい頃にお母さんが弾く "愛の悲しみ" が子守歌だった、ということでしたが、自分も小学生の頃、家族(母ではありませんでしたが)が弾く ピアノの音 を聴きながらよくうたた寝していたな~、と とても懐かしく思い出されたりして。このプレイリストに含まれているような高度な曲ではありませんでしたが、今でも その頃聴かされていた ピアノ曲を聴くと 眠くなってしまうんですよね… (^_^;;

原作(少年コミック) を読みたいとは思いませんが、このような音楽に出会うことができてやっぱり 「機内エンターテインメント」 もいいものだなぁ、とあらためて思ったのでした。

そういえば "類似" のプレイリストとして 「のだめカンタービレ」楽曲集 というのも出てきました。
あぁ、「四月は君の嘘」 について 制作が同じ テレビ局 であることもあって 「のだめの二番煎じ」 という批評もあるようですね。 たしかに主人公が 演奏に対して何かしらの障害を持っていることと、"ぶっ飛んだ演奏をする" ヒロインが出てくるという点は似ていますね。 どちらも クラシック音楽 を "大衆" に広めた という功績はあるのでしょうね。

それについて自分が思ったことは。 今は マンガに出てきた曲を聴きたいと思ったら YouTube で検索したらきっと聴くことができて。 自分が マンガ を読んでいたころにはそんなことはできず、出てくる楽曲を知らなければそれがいったいどんな音楽なのか知ることはできなかったのです。 いやぁ、よい時代になったよなぁ。 今となっては当然の環境と思ってしまっていますが、しかし一方で、職業柄もあって "著作者/実演者" への還元はどうなっているのだろう、と心配であったりもします。(その点、Amazon Music は安心のはず、です。)


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ベートーヴェンは 本当に凄い。 [クラシック]

二年前に こんな記事 を書いていますが、我が家では年末は毎晩 ベートーヴェン演奏会 なのです。って、録画されたものを楽しんでいるだけですけれども (^o^ゞ  (もちろん、年末以外は聴かないわけでもありません (笑))

日本ではなぜか年末といえば "第九" ですが、うちではベートーヴェンの交響曲なんでもあり、順番に(必ずしも番号順ではありませんが)楽しんでいます。本日は クリスティアン・ティーレマン指揮のウィーン・フィル(@楽友協会ホール)で 交響曲第6番 「田園」 でした。 ティーレマン先生 も(一日で、ではないですが (^_^;;) このホール、オーケストラでベートーベン交響曲 全曲 を録音されているんですね。 うちにはそのうち あるとき NHK で放映された第4~6番 の録画があるのでした。

さて、第6番での中で好きなのは 低音弦パートが活躍する 第3楽章、第4楽章ですね。この時の演奏ではコントラバスは8本もありましたよ。 いえ、第2楽章とかの低音弦楽器がピチカートでゆっくりとベースラインを奏でる部分もいいんですけどね。 って、結局低音パート中心に聴いてしまうんですよね。 もちろん オーボエとかファゴットとかホルンとか (ってこれらもわりと中低音域?) ピッコロとかの好きなフレーズもありますけれど。。。

ところで恒例の大晦日 「ベートーヴェンは凄い!」 公演は、今年も コバケン先生 が全曲指揮されるようですね。いつかまた行きたいなぁ~。 今年も すでに入場券は完売なようですが、いつかまた行くことができるその年まで、ずっと続いて欲しいと願っています [わーい(嬉しい顔)]


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交響曲 第三番 「英雄」 (ベートーヴェン) [クラシック]

うちの レコーダーくんが 録画しておいてくれました。NHK(Eテレ)の「クラシック音楽会」 9/18 放送分、井上道義さん指揮による「大阪フィルハーモニー交響楽団 演奏会」 です。

自動録画のキーワードに "井上道義" って登録してあるのですが、ここ5年くらいの間で 自動録画 されていたのは今回と 「題名のない音楽会」 に出演されたときだけだったように思います。そのくらい、井上道義先生 の指揮がテレビで放映される機会は少ないということでしょうか。。。(本当は他にもあったかもしれませんが…もしそうでしたらごめんなさい m(_ _)m)

というのはともかく。 いや~、やっぱり好きだ~[exclamation×2] ... ... ... (^_^;;
以前書いた 「ベートーヴェンは凄い!(2006年)」 の時の 「運命」 は濃密なダイナミズム に圧倒される感じでしたが、「英雄」 は(曲全体の印象として) ゆったりしている部分もあります。そんなところでも、なんというのでしょうか、指揮をしているというよりも 何かを演じている 感じなんですよね。。。 その演じているものが何なのかわからないのですが (^_^ゞ

最後に生で観たのはもう10年前なのか。。。 近いうちに是非 観に/聴きに 行きたいなぁ、と、あらためて思いました。

あ~、ところで、一説には ベートーヴェンの交響曲第5番が オーケストラでトロンボーンが使われた最初の曲だという話もあるとおり、この 大フィル の演奏でもトロンボーンはいませんでした... 残念。


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もう10年前なのか。。。 [クラシック]

出張中、めったにない完全オフ日に時差ボケのせいもあって時間を持て余したので、当ブログを検索で訪問された方の "検索ワード" を久しぶりに眺めていると、五嶋龍さんに関する "検索フレーズ" に引っかかり、自分でも同じフレーズで Google 検索をした結果、こちらのブログ記事を見つけた。 (導入が 長い! [ふらふら]

"言うまでもなく感激の五嶋龍ヴァイオリン・リサイタル" - れみどりの☆楽・音・食・眠☆     ☆らくおんしょくみん

龍くん(と、あえて書かせていただきます) がステージに出てきたときの印象と、終わりの方の ツィガーヌ から ツィゴイネルワイゼン にいたるあたり、自分が感じたことを文字にしてくれているようで なんだか不思議な感じがしました。やっぱり ロック なんですよね、龍くん は [わーい(嬉しい顔)]

本人が 「姉はまじめにヴァイオリンを弾く。でも僕は楽しんで弾く」 と話されていたというのは知りませんでしたが(オデッセイのどれかの回でいっていたのかな?)、聴く方は皆 そう思っていましたよね [exclamation&question] (笑)

以前書きましたが、「オデッセイ」 のある回 での ぶっ飛んだ、楽しそうな ツィゴイネルワイゼン の演奏に魅了されたんですよ。そして、この2006年のリサイタルでの演奏。 音はとても力強くなっていたし、それ以外にも音楽的にも "進歩" していたのだと思いますが(すみません、かなり失礼ですね…) 自分にとっては 「あぁ、あの頃と変わっていない!」 という感激が一番だったのでした。(って、初めて生で聴いたのにおかしいですね。。。)

と、まぁ出張中のまったりとした休日に、ひと昔前の出来事を思い出したのでした [わーい(嬉しい顔)]



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「天才モーツァルトの音楽会」 [クラシック]

本日の 「題名のない音楽会」 の 題名 (^_^) は タイムリーというかなんというか 「天才モーツァルトの音楽会」 でした。

放送予定を知っていたわけではないのですが、ちょうど2つ前の "マイナー調が好き (2)" という記事で モーツァルトのピアノ・ソナタ について話題にしていたところでした。しかも、今回のサブ・テーマは、「モーツァルトの短調の名曲」 だったという。。。[わーい(嬉しい顔)]なんでも 「モーツァルトの特徴的な手法」 として 「長調 と 短調 の境界を縫うように曲を編む」 ことがあげられるのだとか。。。 あぁ、そうだったのか。そりゃぁ うちの子の ツボ にハマるわけだ [ハートたち(複数ハート)] (っていうか、日本人に一番人気の作曲家だそうなので、きっとうちの子に限ったことではありませんね (^o^;;)

途中で、指揮者の沼尻竜典さんによる ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 を実演しながらの解説もありました。こんな風に、「言葉では表現できないけれど何となく感じていたこと」 を 解説してもらえると、とってもスッキリしますね。 そんなわけで今回の放送はとても楽しめました。 たぶん人によってはそういう解説なんぞ聞きたくもない、という場合もあるんでしょうけれど、自分自身は 当ブログでも 「耳で聴いたことのその後の"発動"への影響に関心があります。」 なんて書いている通り、なぜそう感じるのか(心地よかったり不快だったり)、そしてそれがその後の発動(自分の演奏だったり他の表現だったり)に影響するのか、を理解したいと思っていますので。 佐渡裕さんが司会の頃から (たぶんそれ以前から) この番組ではこういった解説が聞けるのでとてもありがたいです。





ところで今回、ピアニストの反田恭平さんもゲストで出ていました。この番組は若手音楽家の紹介に力を入れているようなのでこれまでにも何度か出演されています。 前にこのブログで紹介した回は 「特殊筋肉」 にフォーカスしたものでしたが、「カルメン幻想曲」 の "即興" 的な演奏が スゴかった んです[exclamation×2] 今回は モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番(ニ短調)から第三楽章の演奏でしたが、とても表情豊かに感情表現されていました。とくに "泣きそうな顔" が印象に残りましたね… そして "あぁ、うたってるよぉ~" と、感情がビシビシと伝わって来ました[exclamation] そして、うちの子たちにも 技術レベルはともかくとして、こういう感情溢れる演奏ができるようになって欲しいなぁと思ったのでした。

あっと、それから、反田さん、とっても魅力的な 「アルバム」 を出していらっしゃいますね。「リスト筋」 で有名な リスト (ってなんかちがう… (^^;;)、実は好きなんです [わーい(嬉しい顔)] あ、"ラ・カンパネラ" がフィーチャーされていますね。これ、龍くんのデビューアルバムにも入っていたなぁ。久しぶりに聴き比べてみよう。。。 (デビュー・アルバム 「リスト」 は Amazon Prime Music で聴くことができました…) あと、「ライヴ!」 も魅力的です。Amazon での レビューに、「ピアノの優等生から、ピアニストに変わって行く素晴らしいライブです。今までの日本のピアニストには居ないタイプ。」 って書かれています。あぁ、この感覚は自分だけじゃなかったんだ、と思いました。(いえ、本当は自分が知らないだけで他にも "旧来の日本のピアニスト" と違うタイプの方はいたと思いますけれど) それって、自分が 五嶋龍さん に感じたことと同じなんですよね。。。 「このアルバムは必聴です」 って書かれているので、購入して聴いてみたいと思います[exclamation]






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