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二回目の井上道義さん [クラシック]

前回 4/20 に「好きな指揮者」のエントリーを書いてから、このような状況になり書こうかどうしようか迷ったりもしましたが、下記ページのご本人のメッセージに「医者ははっきり治ると言ってくれました。」「舞台で生きて来た井上道義は、舞台以外では死にません。これを読んでくれたあなたと、また会える日まで♪」とありますから、その言葉を信じて待つ一ファンとして、あえて書いておこうと思います。
http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=1853/

二回目は、とある年の大晦日、"毎年恒例の" ベートーヴェンの交響曲第一番から第九番までを一気に演奏するというコンサートだったのでした。
当日、たまたま目にしたウェブの記事でそのコンサートで井上さんが "運命" を振ると知った時(この時点で開演時間は過ぎていました (笑))、「これはもう行くしかない!」と。即座に主催者に電話をかけて空席の有無を 尋ねたところ、その回答は「比較的高額な席には若干空きがある」とな。やったぜ! 低音パート好きな (そして前回サントリーホールでその重厚さにノックアウトされた) 自分としては迷わずステージ向かって右側のA席を予約して向かいましたよ、上野の東京文化会館。なんか、自分もやってたアマチュア・バンドのライブハウスでの "置きチケット" 状態で :-) 入館したときには 第三番 の演奏中でした。ホール外のTVモニターでその演奏の様子を眺めたのち、第4番からホール内に入りました。
そして、"本番" である井上道義さん指揮による第五番。
いやぁ、来てよかった。これですよ、求めていたのは。まったくもって、想像通り! あまりの迫力に、この日用の急造混成オーケストラもついていけていない感じ!? ある金管の非常に目立つミス・トーンもあり…でも、ものすごく満足のいく、期待通りの演奏でした。そして、ますますその(期待通りに)ダイナミックな指揮ぶりにファンになってしまったのでした。
この当時、世間では「のだめ」ドラマ化の影響で自分も含めてにわかクラシック・ファンが急増していた時期でした。しかし、会場にいたほとんどの聴衆はそのようなにわかファンではなかったと思います。というより、中高生を含むクラシック演奏家予備軍が多かったような気がします。(そもそも安い席から埋まるような状況ですし) そんな中で、当日指揮をした9人の中で1番か2番めに大きな反響でした。これはもう間違いなく。会場全体が圧倒されているという感じ。

ちなみに、この日の(のだめで有名になった)第七番の指揮はかの有名な「炎のコバケン」さんでした。その後、この恒例イベントで毎年「全曲指揮」をされているようです。はい、実は「コバケン」のファンにもなってしまいました。「炎の…」と呼ばれていることは後から知りましたが「さもありなん…」と思わせる指揮ぶりでした(うなり声を含めて) はい、そうです、その後、ミーハーとして「コバケン」さんも同様にマークするようになったのでありました (笑)

追記


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ショッキングなニュース。。。 [クラシック]

なんと、井上道義さんが、がん治療のため活動休止とのこと。
http://news.so-net.ne.jp/article/abstract/954805/
早期の快復を心からお祈り申し上げます。

タグ:井上道義
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好きな指揮者 [クラシック]

これはもう、なんといっても井上道義さんです。って、いままで2回しか生で観たことないですけど。
もともと、あまりクラシック・コンサートに行く方ではないですが、なにかの拍子に「まぁ、たまにはサントリー・ホールでクラシックでも…」と、10ウン年前のとある年に、そりゃぁ12月といえば "第九" でしょ、とこれまた安易な選択で選んだ公演の指揮者が井上さんだったのでした。
ビックリしましたね。なんじゃこれは(@_@) えらくカッコいいじゃぁないか、と。一発でファンになり、、、というか、10年以上たった今も、その時の衝撃は生々しく頭の中に再現できる気がするんですね。。。
いえ、それまでに生オーケストラで第九を聴いたことは数回しかなく、録音・録画ものでもそれほど多くはなかったという "どシロート" なのでアレなんですが、それまで聴いたことのあるモノとは全然違いましたね。とくに第四楽章の、はじまってしばらくしたところの低音弦パートがメインのところ。す~んごくへヴィでした。思わず「おぉ~」と身を乗り出してしまうくらい。 (実はその前の第三楽章では居眠りしてたんですけど :-)
それからです。クラシックの録音・録画もので同じ曲の違う演奏をちゃんと聴き比べるようになったのは。とくに、ベートーヴェンの第九の第四楽章のこの部分はものすごく違いが出ることがわかりました。
これは、ある意味、おもしろかったですね。というか、いわゆる軽音楽の中でもロックの場合、オリジナル (最初に発表されたスタジオ録音) があってそれを本人がライヴでやるか、他人がカバーするか、コピー演奏されるか、なのに対して、クラシックの場合には、現代の我々には "オリジナル" を聴くことはできないわけで、演奏家(楽団)や指揮者によって様々ことなる "再現" を聴くことになる、と。どれがオリジナルに近いのか、は永久にわからない。
大人になるまでアマチュアによるいわゆる「譜面に忠実な」演奏しか知らなかった自分にとって、2回目の「クラシック音楽への目覚め」でもありました。
2回目の「井上道義体験」については、別途、書きたいと思います。
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