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純正律と平均律 (2) [音楽一般]

一連の 純正律 と 平均律 に関わる 最初の記事(「音楽と数学。」) で、こんなことを書きました。

一方で、"歪ませたギター" の世界では当然のようにこれを意識したチューニングがされるのです。(いわゆる電子チューナーで各弦の音を平均律の E, A, D, G, B, E と合わせるのでは気持ちよくないのです!) 有名なところでは EVH (エディ・ヴァン・ヘイレン) チューニング。これは以前書いた "半音下げ" チューニングのことではなくて、解放弦を使った E (実際は E ♭) や A (実際は G#) のコードや ”ハーモニクス" がキレイに鳴る(調和する) ようにしたチューニングです。(Van Halen の曲が特定のキーばかりなのには理由があるのです [わーい(嬉しい顔)]

そのおかげで(?) こんなキーワード ("van halen" + "平均律") の検索で当ページを訪れた方がいらっしゃったようです (^o^;; それを見て自分でも同じキーワードで Google検索 してみました (笑)

検索結果トップのこちらのページ(Yahoo! 知恵袋のノート) 。 とてもわかりやすく解説されています。

そして2番目のこちらのページ。ネタ元は Van Halen ではなくて Dokken というバンドの曲についてですが、やはり同じく ギター (フレットは平均律でできている) のチューニングと和音の "うねり" (と、この方は書かれています。音響学用語では "うなり" に相当すると思います) について、実際の "音" が聴けるウェブ・ページを参照しつつわかりやすく説明されています。

んで、3番目がなんと当ブログのこのページ(「音楽と数学。」) @_@

ごめんなさい。友人との会話から思いつきで書いたようなページがこんなに上位にリストされてしまうなんて[がく~(落胆した顔)] これは不用意に間違ったことは書けないな~ と、ちょっとビビッてます [ふらふら]

な~んて、これからも、たぶん、あまり深く考えずに思ったことを書いてしまうと思いますけどね~[わーい(嬉しい顔)]

と、いうワケで、多少間違ったことがあっても、当ブログを見捨てずに、「おいおい、それは間違ってるぞ!」 というご指摘を (コメントにて) ドシドシ いただけると嬉しいな~ と思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 m( )m


(追記) ギターのチューニングに関して


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Hollywood in Vienna 2011 - Gala concert (HTTYD Suite) [音楽一般]

うむむ、、、 またしても、記述に誤りがありました。

前回の Vienna Brass Connection - live in concert の中の メドレーの曲順…

オープニング曲の "This Is Berk" から 子供たちが大好きで "DASH 島" のシーン でよく使われている "See You Tomorrow"、続いて Astrid との タンデム飛行シーンの "Romantic Flight"、

と書きましたが、正しくは "This Is Berk" から、"Romantic Flight"、そして "See You Tomorrow" の順でした。どうも、勝手に 映画のストーリーの順番 (=サントラ盤の曲順) に直して書いてしまったようです m( )m


で、訂正ついでと言ってはなんですが、その映像を見直し終わったら関連動画としてこんなのを発見… (^^;;
Hollywood in Vienna 2011 - Gala concert の中の ヒックとドラゴン メドレー だそうです。
構成する曲と順番は同じですね。最後はマーチングアレンジの前で終わってしまいますが…



う~ん、やっぱりフル編成オーケストラの方が 曲の良さが引き立ちますね [わーい(嬉しい顔)]

ちなみに、この YouTube のクレジットでは "Conductor: John Axelrod. Music by John Powell." とありますが、この指揮者の方、first name が John さんだというだけでなく、なんか、見た目も作曲者の John Powell 氏と似ている気がします。思わず本人が指揮をしているのかと思ってしまいました。

それから、、、ステージ上スクリーンの動画、映りが悪くてなんかすごくちゃちなアニメに見えてしまっていますが、本物はそんなことありませんので[exclamation×2] 誤解のないようにお願いします。[わーい(嬉しい顔)]

(追記です)

同じ演奏の HD 版がありました。こちらでは "アニメ" もしっかり高画質になっているようです!









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Vienna Brass Connection - live in concert [音楽一般]

う~ん、すみません。しつこく ヒックとドラゴン ネタで… m( )m    またこの週末も子供たちが観ているので。。。

今日は Trombone マニア (でも現在 演奏は休止中 [ふらふら]) の上の子が YouTube でこんなの見つけてきました。 Vienna Brass Connection という 金管演奏グループ の ライブ・コンサート での ヒックとドラゴン メドレー。 楽器構成はトランペット6本、トロンボーン5本、ホルン4本、そしてチューバ2本、あとは ドラムス と パーカッションだそうです。

オープニング曲の "This Is Berk" から Astrid との タンデム飛行シーンの "Romantic Flight"、続いて子供たちが大好きで "DASH 島" のシーン でよく使われている "See You Tomorrow"続いて Astrid との タンデム飛行シーンの "Romantic Flight"、そして最後はエンディング (Coming Back Around) の マーチング・アレンジの部分まで。(さらにおまけで再び "See You Tomorrow" の終わりの部分で finish !! )
# video が動画でない & 演奏も結構ミスがあってそれほど良くないのが残念ですが [ふらふら]
[構成する曲の順番が間違っていたので訂正しました]



う~ん、これ、小学校の鼓笛隊でやって欲しいなぁ~  って、高音域の 弦 や 木管 のパートを吹いている Trumpet は結構な 早いフレーズ や ハイ・ノート が出てくるからさすがに普通の小学生には無理ですね [がく~(落胆した顔)] たぶん、お隣の中学校の吹奏楽部でも無理でしょう。[あせあせ(飛び散る汗)]


いえね、これを視ていて 何人かの方が 「ヒックとドラゴン の 楽譜 を検索」 した結果、このブログに来ていただいたことがあったということを思い出したのでした。 以前、ある曲 (Where's Hiccup?) の簡単なピアノのフレーズを楽譜にせよと家族に言われている と書いた記事があったのでそれが検索で引っ掛かってしまったのかなぁ、と、ちょっと申し訳ないような気持ちが... (^o^;;;

なので、今回 自分でも Google で "ヒックとドラゴン 楽譜" というキー・ワードで検索したら、こんなページが見つかりました。(その楽譜によるサンプル演奏も聴けます)

【楽譜】 「ヒックとドラゴン」メドレー(同名映画より)《輸入吹奏楽譜》

他にもいくつかありますが、なるほど、日本でも吹奏楽アレンジの楽譜が入手可能ではあるのですね。 というわけで、ホント、どこかの吹奏楽部でやってくれないかな~ 別にこの映画を知らなくても、単純に曲として聴いてもよい曲だと思うのですが、そうでもないのかなぁ。。。[exclamation&question]

#ちなみに「ヒックとドラゴン」一作目のサントラ盤、下記 (↓) Amazon の商品レビューでは "星5つ" ですよ[exclamation] 全 11件 のレビューすべてが ★★★★★ です[わーい(嬉しい顔)] 私は書いていませんケド… (^^;;






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アスティが好きになった、と。 [子供]

特急電車のミュージック・ホーンをきっかけに "音階" の話が続きましたが、閑話休題(?)、久しぶりに映画の話です。  っといってもいつもの 「ヒックとドラゴン」 ネタですが… (^.^;;

予約していた 「ヒックとドラゴン 1&2 ブルーレイ・セット」 は 無事に 7/2 (木) に届きました。
が、中学生になった上の子は何かと忙しくて、まだ鑑賞することができていません。まぁ、彼は US版 を 英語音声+英語字幕 でみて、さらには 父(=私) がどこからか入手した日本語スクリプト も読んでいるので、とくに急いでみなおさなくてもよいみたいです (^_^;

まぁね、今回日本版 Blu-ray を買いなおしたのは、2010年の 「ヒックとドラゴン」 は DVD しかもっていなかったことと、「ヒックとドラゴン2」 の 英語音声+英語字幕 (+日本語スクリプト) では 下の子にはつらいだろうという理由からでした。

で、その下の子は届いてすぐの週末と今週末と、2回観たそうで、今は頭の中で(普段にも増して) HTTYD の音楽が鳴り響いているようです (笑) それにつられて自分も "普段に増して" サントラを聴いているわけですが、いやぁ、本当に何度聴いても素晴らしいです。とくに、「マイナー調」 を強調したアレンジの曲、1の Where's Hiccup? とか 2の Stoick Saves HIccup とか Stoick's Ship とか、映像をみなくても音楽を聴いただけで涙がこぼれそうになります。[たらーっ(汗)]

で、ようやく 「日本語版」 で観ることができた 下の子 ですが、一つ変化がありました。
それまで 「アスティー (Astrid) 嫌い~!」 といっていたのですが、日本語版での彼女のセリフを聴いた後では 「アスティ―好き!」 と、彼女に対する印象が 180度 変わったようです [わーい(嬉しい顔)]

ま、そうだよね。彼女(アスティ―/Astrid) の見た目は 日本の小さな女の子が 「かわいい」 と思うような感じではないし、英語版での声の調子はかなり キツい 感じだし、何をいっているかがわからなければ 「好き」 になる要素はまったくないかもね。 だけど、日本語音声で全編通して鑑賞(観察?) することで、彼女の魅力にも気付いた、ということでしょうかね。

と、いうわけで 「人は見た目の印象だけで判断してはいけない」 ということを学んでくれたんじゃないかな~ (^o^)/








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(続) ミュージック・ホーン と 純正律 [耳と、音と。]

#タイトルは(続) としましたが、内容が少し "ディープ" な領域に入りますので ブログ内カテゴリー は 「耳と、音と。」 にしました。 f(^.^;; ポリポリ

昨日の記事で Wikipedia を参照・引用しましたが、 その引用部分でリンクされている Wikipedia 内の 名鉄7000系電車のページ によれば、

[Wikipedia より引用]
このミュージックホーンはトランジスタを用いた発振回路を使用して波形を生成し、増幅器を通してスピーカーから前方に音を発する仕組みで[99]、すでに補助警報音を装備していた小田急SE車のテープ式と異なり、保守に手数を要さない点が特徴である[74]。登場当初は300Hz・450Hz・600Hzの3音階を用いており、1963年ごろには330Hz[注釈 11]・440Hz[注釈 12]・555Hz[注釈 13]の3音階とされた。また、ビブラートのための変調周波数は6Hzと指定された[99]。運転士足元にある4つのペダルのうち、左から2番目のペダルを踏むと鳴動を開始し、もう一度踏むと停止する[99]。

また、このミュージックホーンの回路を利用した電気笛も装備した[100]。これはミュージックホーンで使用している3音を和音として同時に鳴動させるもので[100]、運転士足元にある4つのペダルのうち、右から2番目のペダルを踏むと鳴動し続け、ペダルから足をはなすと停止する[100]。

とあります。(「その他」-> 「警笛」 の項目。2009年の鉄道ファン向け雑誌の記事に根拠があるようです)

当初の 300, 450, 600 Hz というのは、150 Hz のそれぞれ 2倍、3倍、4倍 の周波数なので、(移動ドで) "ド"、”ソ" と 1オクターブ上の "ド" ということになりますね。(すみません、300 / 600 Hz の "音名" はわかりません…[ふらふら]) -- [追記: 音名 で D と E♭ の間ですね。D に近い? いゃ、ちょうど中間くらいかも… (A = 440 Hz を基準とした平均律で D が587.33 Hz, E♭ が 622.25 Hz) というわけで、計算してみると、D + 50 セントが 604.54 ということで、ほぼ中間、若干 D に近いということになります ]

で 1963年 以降の 330, 440, 555 Hz は、この記事(「信号ラッパ と 特急の警笛 と。」)の終わりの方に書いた通り 110 Hzの 3倍、4倍、5倍(なぜか +5 Hz) なので、(移動 ドで) "ソ"、"ド"、"ミ" を使っているわけです。 110 Hz は 音名 A の音なので、"固定ド" では "ミ" (E) と "ラ" (A) と "ド#" (C#) の三つの音というワケですね。
ところで、Wikipedia では しっかりと "注釈" で 330 Hz については「イ長調のソに近い」、440 Hz は「イ長調のドと同音である」、そして 555 Hz については「イ長調のミに近い」 と書かれています。 (日本では音名を ABC... に対して "イロハ…" と呼んでいます。この場合、音階の基準の音 つまり "移動 ド" の "ド" が A の音なので ”イ長調" となります。)
う~ん、そうですね、~に近い、は平均律の音階でいうと、ということなんでしょうね。330 Hz については、イ長調の純正律では「"ソ" と同音」 なんですけどね。。。 というところから "ミ" がなぜ "整数比の周波数" となる 550 Hz ではなくて 555 Hz なのか、ということを考えてみますと。。。

この記事(「純正律と平均律」) に書いた通り、純正律の "ミ" の音(5倍音、この場合 550 Hz) は 平均律の "ミ" の音よりも約 14 セント 低い ので、これを平均律に近づけようとしてしまったのでしょうか?[ちっ(怒った顔)]
ということで、平均律の公式に当てはめて 440 × 2 ^ (4/12) (書き下すと 440 掛ける、 2 の 12分の4 乗) を計算すると、あぁぁぁぁぁ、やっぱり、、、その結果は 約 554.4 と出ました。    orz (残念…)

う~ん、本当に 残念 [もうやだ~(悲しい顔)]

せっかく (三つ目の音を 550 Hz にしておけば) 純正律のきれいな響きを実現できるところだったのにな~~~


ところで、昨日は
そして、最後に "ド" と ”下のソ" とさらにその下の "ド" を一緒に鳴らすと濁ってしまってます。(あるいは単に歪んでいるだけなのかもしれませんが、まぁ、それで音の 厚み というか 迫力 がでていると言えなくもないのですが[わーい(嬉しい顔)]

と書きましたが、これはどうやら "歪んでいる" 影響が大きいように感じます。 (こちらの記事(「音楽と数学。」)で書いた "うなり" も出ていますが…) 3音を同時に鳴らした結果、アンプかスピーカーが過大入力になって音が "割れて" しまっているのではないかと。。。 そして 「さらにその下のド」 は鳴らしていないようです。(Wikipedia の記述によれば)
ま、誰に対してというワケでもなく言い訳をしますと、基音 (倍音構成の基準となる周波数の音) の成分がまったくなくても、その倍音をたくさん鳴らすと、人間の耳には 基音 の成分も感じられるのです。いや、ホント、これ、音響学 の常識ですヨ! たとえコレを読んだ方が誰も信じてくれなかったとしても (^o^)      (え~~っと、これは本当に本当です。リンク to Wikipedia "差音" のページ



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ミュージック・ホーン (純正律と平均律 実践編 !?) [雑感]

先日書いた、特急電車の警笛 (ミュージック・ホーン) について、あとからいろいろと気になっってしまったというわけで、続きです。(^o^;;

先日たまたま実際に聴いた スーパービュー踊り子 (あ、具体的に書いちゃった…) の ミュージック・ホーン ですが、例によって 下から (移動 ドで)"ソ" ”ド" "ミ" の音を使っているのですが、なんだか濁って聴こえたんですよね~ ちょっと聴いてみてください。この(↓)動画の 8 秒あたりからです。



この電子音の "ホーン" 、シンセの "平均律" の音をそのままつかっちゃったんでしょうかね~ もうちょっと何とかして欲しかったなぁ~~ (^.^;

それで、さらに気になって 名鉄パノラマカー (あ、これも伏せてたのに (^^;) の ミュージック・ホーン も聴いてみたのですが、、、



やっぱりこれも (少なくとも "最近" では) 電子音ですね。そして、最後に "ド" と ”下のソ" とさらにその下の "ド" を一緒に鳴らすと濁ってしまってます。(あるいは単に歪んでいるだけなのかもしれませんが、まぁ、それで音の 厚み というか 迫力 がでていると言えなくもないのですが[わーい(嬉しい顔)]

昔 (ん十年前) のパノラマカーは、本当に ちゃんと調律された "ホーン" (ラッパ) が順番に鳴って、もっときれいに響いていたような気がするのですが、それはただの記憶違いなのであろうか。。。[ふらふら]

Wikipedia によると
7000系 - 日本国内で初めて、運転室を2階に設け、前頭部1階部分の全面を展望室構造とした鉄道車両。2008年12月26日に定期営業列車の運用から退役。 2009年8月30日退役。

とあって、上(↑) の 7000系 の "音" は電子音なので、多分、記憶違いなのでしょうね[もうやだ~(悲しい顔)]


と、特急列車の "ミュージック・ホーン" について熱く(?)語ってしまいましたが、列車が発する "音" に興味があるだけであって決して "鉄道ファン" というわけではありませんので、悪しからず (笑)



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信号ラッパ と 特急の警笛 と。 [雑感]

もうしわけありません。 先日の 「金管楽器と純正律」 という記事 の下記の記述が間違っていました。

思い返せば、自分が "トランペット" に興味を持ったそもそものきっかけは、地元の祭で使われる "信号ラッパ" と、それによって奏でられる ”曲" が好きだったことでした。ご存知のとおり "信号ラッパ" というのは こんなの で、バルブもなにもないので本当に "倍音" しか出せません。それなのに、いろんな音階が出せることがとても不思議だったのでした。(祭での演奏は ド、ミ、ソ と 上 のド しか使わないのですが (^ ^;; )

正しくは、"祭での演奏は ド、ミ、ソ と 下 のソ しか使わない" でした。。。 m( )m  (実際の音名ではなく、「移動 ド」 で書いています)

ついでに補足をしますと、これらの音は 第4倍音の "ド" (基音の 2オクターブ上) と、第5倍音の ”ミ" と、第6倍音の "ソ" と、それから 第3倍音の "(下の) ソ" というワケですね。(要するに、第3,4,5,6倍音だけを使っている、と。)

なんでこの間違いに気づいたかというと、今日、某駅 を通過する 某 JR 特急の 警笛 を聴いたからです。単純な倍音を使ったメロディー的な。

で、そういえばそうだった。幼い頃、東海地方の某私鉄特急の ミュージック・ホーン も大好きだった というのを思い出したのでした。これも、(移動 ド で書くと) 「下の "ソ" と "ド" と "ミ" 」 (第3~5倍音) しか使っていないのですね [わーい(嬉しい顔)]

と、訂正がてらのどうでもよい話でした。



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聴こえる音の再現力 [耳と、音と。]

Facebook のフィードにこんなのが流れてきまして。。。

スゴイですね、これ。個人的に なぜか 思い入れのある曲なので、感動!しました。[わーい(嬉しい顔)]

"超絶テクがスゴすぎ!アコギでカバーのマイケル「Beat It」の音色にうっとり" (http://grapee.jp/59701)


もちろん、「超絶テク」 もすごいと思うんですが、自分が心を撃たれるのは 実は そういうところではなく。。。
以前 2 Cellos による MJ の Smooth Criminal のカバーでぶっ飛んだということを書きましたが、そのときと同じことを感じました。う~ん、それともちょっと違うのかな… [ふらふら]

なんといえばいいのか、、、こういうのって、弦6本とか8本(4本 x 2) とかのものすごく制約された条件で 「オリジナルが当人(達)にどのように響いて(聴こえて)いるか」 を再現しているんじゃないか、という風に思うんですよね。 そして、それが 「自分(私) への響き(聴こえ)方」 とすごくマッチしているから 「おぉ[exclamation×2]」 ってなるんじゃないかなぁ~ と。

ちょっと次元の違う話かもしれませんが、自分がある曲を ”鼻唄" したり "口笛" を吹いたりするとき、実際に 他人に聴こえる ”音" (外に発せられる音) の他に、少なくともあと三つか四つくらいのパートが 頭の中 では鳴っています。リズムは体の部分を使って "鳴らす"ことができますが、音程を持った音は一つしか出せないのがもどかしいですね (笑)

で、彼らは その "頭の中で響く" 音たち を 一つの楽器(2 Cellos の場合は2人で2つの楽器) を使って表現しているということなんじゃぁないか、と思うのです。 その意味で、「超絶テク」 を持っているから "オリジナルがどう響いたか" をより豊かに表現できるというのも事実ではあると思いますが、単に 「テクニック」 がスゴいから聴いた人を 「うっとり」 させられるかというと、「それは違うんじゃない?」、と思うわけです。
#もちろん、制約のある中での "再現" なので、この "Beat It" の演奏の場合には 聴いている自分が頭の中で 有名な Steve Lukather の ギター・カッティング を補ってたりもしますけどね [わーい(嬉しい顔)]

上記のような観点でいうと、たった4本の弦だけで 「4人編成のロック・バンドでも "テープ" を使わないと再現できない」 曲を再現している (と自分は感じる=自分の頭の中では original を聴いた時と同じ "響き" を感じる) この ↓ 演奏は本当に "凄い!" と思うのですが、どうでしょう ??







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