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五嶋龍さん (「五嶋龍のオデッセイ」 by フジテレビ) [クラシック]

2015/1/19 の 2 Cellos に関するエントリで五嶋龍さんの名前を出しました。「え? いったいどんな関係が!?」 と思うかもしれませんけれども、2 Cellos の PV を観て&音を聴いて、(若き日の)五嶋龍さんを思い出してしまったのです。(少なくとも、どちらも弓が切れるのもおかまいなく "情熱" のこもった演奏をする、という点では共通していると思います)

五嶋龍さんとの出会いは、1996年から 2005年まで10年間にわたってフジテレビが放送していた "五嶋龍のオデッセイ" というドキュメント番組でした。龍くんが7歳~17歳までの10年間、毎年一回、8月か9月の日曜日の午後(夕方?)に放送されていて、なぜか番組表とかで意識することなく偶然に、数回観ていたのでした。(今もスカパー CSフジ で再放送された全回分が HDD レコーダーに保存されています。さすがに全編を観るのは時間がかかりすぎますが、たまにかいつまんで見返しています)

たぶん最初に見たのは10歳前のころ。ものすごく荒削りな "ツィゴイネルワイゼン" の演奏にノックアウトされました。(誤解を恐れずに書きますと) 多分ね、自分が幼少のころの地元のヴァイオリン教室でこんな弾き方をしたら(そもそもその年齢ではこんな曲は弾かない/弾けないのかもしれませんけれど) 「おいおい、、、」 と言われてしまうんじゃないかと思うんですよね。本当に音が荒くって、というか "トンガって" いて、それでいて心を震わせる演奏でした。

そして、その間にも何回かたまたま観ていたのですが、最後の回 (2005年) は、龍くんのファースト・アルバム発売直前(?)の放送で、ロイヤル・フィルハーモニー楽団と録音したという "Sinding Suite for Violin and Orch op10" (リンクの冒頭 1:40 くらいまでの部分。これは別人の演奏ですが…) に完全にやられてしまいました。
なんでしょう、これ(笑) 自分になじみのある 「ヨーロピアンな ハード・ロック / ヘヴィ・メタル ギタリスト」 に通じるものがあるというか。。。 あぁっと、あと Eddie Van Halen 君もね… (リンクした YouTube の演奏よりもより "アタック" というか "エッジ" が効いた演奏でした。) #ちなみにその番組によると 当時の龍くんは Van Halen が好きで高校でロック・バンドをやっている、ということでエレキ・ギターを弾いているシーンもありました [わーい(嬉しい顔)]

そして、デビュー・アルバム発売後の "凱旋ツアー" (多分2006年) を観に行ったのですが、その時もアンコールの "ツィゴイネルワイゼン” での 「ロック」 な龍くんに完全に魅了されたのでした。

もう、あれから9年も経つんですが、実はその後 彼の演奏はあまり聴いていません。よくあるのは "尖がった" 演奏をしていた若手演奏家も年を経るにつれてだんだん "マルく" なっていく、というストーリーなんですけれど、龍くんに限ってはそういうことはないのだ! と勝手に思っているのです(笑)

実際のところはどうなんだろう? 近いうちに "生演奏" を聴きに行ってみようと思います!

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