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耳と音、ということで。 [耳と、音と。]

洋楽好きだったから英語ができるようになった! って、それなりにあることですよね? きっと。
代表例としては小林克也さんとかね (笑)
自分は現在、英語でのコミュニケーションが必要な仕事をしていて、それなりに英語はできるつもりです。でも、そういう仕事をするようになる前から、英語の「テスト」の点数はよかったです。
洋楽を聴くことで英語コミュニケーションに関して学んだことのひとつはやはり「音」に関することですね。
たとえば、中学生になった頃に最初に接した洋楽である Beatles。「抱きしめたい」が "I wanna hold your hand" であると。wanna ってなんだ? あぁ、want to をその発音(?というかそう聴こえる?) 通りに書いただけなんだ、と。(手を握りたい が なんで 抱きしめたい になるんだ? ってのはおいといて) もう一つの似たような例である gonna = going to はちょっと無理があるようにも思うけどね。英語の唄を、歌詞カードを見ながらたくさん聴くことで、そういう「つながってしまった音」(リエゾンというらしい)をたくさん知ることになって、耳に入った音 -> 文字(というか単語列) への変換精度がそれを知らない場合と比べて飛躍的に向上する、というか、そもそも、それを知らなければ変換候補にすらあがらないようなものも拾えるようになる、というのは確実にあると思います。
もう一つ、大げさに言えば「文化」の違いというかなんというか、何かを学んだ気がするのですが、今はうまく表現できないので、それはまた今度、ということで。
タグ:英語
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好きな指揮者 [クラシック]

これはもう、なんといっても井上道義さんです。って、いままで2回しか生で観たことないですけど。
もともと、あまりクラシック・コンサートに行く方ではないですが、なにかの拍子に「まぁ、たまにはサントリー・ホールでクラシックでも…」と、10ウン年前のとある年に、そりゃぁ12月といえば "第九" でしょ、とこれまた安易な選択で選んだ公演の指揮者が井上さんだったのでした。
ビックリしましたね。なんじゃこれは(@_@) えらくカッコいいじゃぁないか、と。一発でファンになり、、、というか、10年以上たった今も、その時の衝撃は生々しく頭の中に再現できる気がするんですね。。。
いえ、それまでに生オーケストラで第九を聴いたことは数回しかなく、録音・録画ものでもそれほど多くはなかったという "どシロート" なのでアレなんですが、それまで聴いたことのあるモノとは全然違いましたね。とくに第四楽章の、はじまってしばらくしたところの低音弦パートがメインのところ。す~んごくへヴィでした。思わず「おぉ~」と身を乗り出してしまうくらい。 (実はその前の第三楽章では居眠りしてたんですけど :-)
それからです。クラシックの録音・録画もので同じ曲の違う演奏をちゃんと聴き比べるようになったのは。とくに、ベートーヴェンの第九の第四楽章のこの部分はものすごく違いが出ることがわかりました。
これは、ある意味、おもしろかったですね。というか、いわゆる軽音楽の中でもロックの場合、オリジナル (最初に発表されたスタジオ録音) があってそれを本人がライヴでやるか、他人がカバーするか、コピー演奏されるか、なのに対して、クラシックの場合には、現代の我々には "オリジナル" を聴くことはできないわけで、演奏家(楽団)や指揮者によって様々ことなる "再現" を聴くことになる、と。どれがオリジナルに近いのか、は永久にわからない。
大人になるまでアマチュアによるいわゆる「譜面に忠実な」演奏しか知らなかった自分にとって、2回目の「クラシック音楽への目覚め」でもありました。
2回目の「井上道義体験」については、別途、書きたいと思います。
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