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初めて感動したクラシック [歴史]

幼少の頃からクラシック音楽に接してきたが、感動したことってなかったのだった。20台半ばで本物に出会うまで。
学生時代、音に関わる研究室に在籍し、何度かコンサート・ホールに関わる "仕事" をしていたのだった。そして、あるとき、ある有名なピアニストのコンサートの録音を手伝う機会があった。サントリーホールで。このとき、初めてクラシックの演奏で涙がでるほど感動したのだった。
以前の記事で書いた通り、楽器の街で育ち、まわりにアマチュア・クラシック音楽家はたくさんいた。自分はクラシックをやらなかったので、周囲の(アマチュアの)演るクラシックはひたすら堅苦しく、つまらないものだと思い込んでしまっていた。(実際にはそんなにつまらないものでもなかったのかもしれないのだが…)
しかし、この日聴いた演奏は違った! あぁ、クラシックでも、こんなに自由に表現していいんだ。 と、心から思った。アンコールの(子供のころから身内の演奏で慣れ親しんでいた)「子犬のワルツ」では、涙があふれてきた。いや、実はあとで有識者には「あれは遊び過ぎ。」といわれていたようなのだが(笑)
なにはともあれ、クラシックも "本物のライブ" を体験しなければその良さは解らないのだ。と悟った夜でした。
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続ベース - 最初の見本 [歴史]

今年の TOTO の US Tour に David Hungate が参加するらしい。
http://somethingelsereviews.com/2014/03/28/it-seems-the-news-is-out-david-hungate-returns-to-toto-keith-carlock-will-tour-with-steely-dan/
前の記事に書いた、ガットギターでベースを耳コピーしていた頃、一番たくさんコピーしたのは彼のベースだった。TOTO, Hydra を盤が擦り切れるほどリピートして。今でも my favorite の一人である。世間一般の評価はわからないけれど、特に“ハードロック”調の曲で「基本に忠実に」ひたすらルート音を弾き続けるスタイルが好きだった。いや、単に初心者にコピーしやすかったということではなく、単純そうに聴こえてものすごく巧みに “ノリ” を出すんだ。タイトな音とルーズな音の使い分けとか、後々自分がバンドでベースを弾くようになった時の “基礎” は彼から学んだといえる。是非、日本にも来てもらいたいものだ。

4/30 追記


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