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初めて感動したクラシック [歴史]

幼少の頃からクラシック音楽に接してきたが、感動したことってなかったのだった。20台半ばで本物に出会うまで。
学生時代、音に関わる研究室に在籍し、何度かコンサート・ホールに関わる "仕事" をしていたのだった。そして、あるとき、ある有名なピアニストのコンサートの録音を手伝う機会があった。サントリーホールで。このとき、初めてクラシックの演奏で涙がでるほど感動したのだった。
以前の記事で書いた通り、楽器の街で育ち、まわりにアマチュア・クラシック音楽家はたくさんいた。自分はクラシックをやらなかったので、周囲の(アマチュアの)演るクラシックはひたすら堅苦しく、つまらないものだと思い込んでしまっていた。(実際にはそんなにつまらないものでもなかったのかもしれないのだが…)
しかし、この日聴いた演奏は違った! あぁ、クラシックでも、こんなに自由に表現していいんだ。 と、心から思った。アンコールの(子供のころから身内の演奏で慣れ親しんでいた)「子犬のワルツ」では、涙があふれてきた。いや、実はあとで有識者には「あれは遊び過ぎ。」といわれていたようなのだが(笑)
なにはともあれ、クラシックも "本物のライブ" を体験しなければその良さは解らないのだ。と悟った夜でした。
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