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「天才モーツァルトの音楽会」 [クラシック]

本日の 「題名のない音楽会」 の 題名 (^_^) は タイムリーというかなんというか 「天才モーツァルトの音楽会」 でした。

放送予定を知っていたわけではないのですが、ちょうど2つ前の "マイナー調が好き (2)" という記事で モーツァルトのピアノ・ソナタ について話題にしていたところでした。しかも、今回のサブ・テーマは、「モーツァルトの短調の名曲」 だったという。。。[わーい(嬉しい顔)]なんでも 「モーツァルトの特徴的な手法」 として 「長調 と 短調 の境界を縫うように曲を編む」 ことがあげられるのだとか。。。 あぁ、そうだったのか。そりゃぁ うちの子の ツボ にハマるわけだ [ハートたち(複数ハート)] (っていうか、日本人に一番人気の作曲家だそうなので、きっとうちの子に限ったことではありませんね (^o^;;)

途中で、指揮者の沼尻竜典さんによる ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 を実演しながらの解説もありました。こんな風に、「言葉では表現できないけれど何となく感じていたこと」 を 解説してもらえると、とってもスッキリしますね。 そんなわけで今回の放送はとても楽しめました。 たぶん人によってはそういう解説なんぞ聞きたくもない、という場合もあるんでしょうけれど、自分自身は 当ブログでも 「耳で聴いたことのその後の"発動"への影響に関心があります。」 なんて書いている通り、なぜそう感じるのか(心地よかったり不快だったり)、そしてそれがその後の発動(自分の演奏だったり他の表現だったり)に影響するのか、を理解したいと思っていますので。 佐渡裕さんが司会の頃から (たぶんそれ以前から) この番組ではこういった解説が聞けるのでとてもありがたいです。





ところで今回、ピアニストの反田恭平さんもゲストで出ていました。この番組は若手音楽家の紹介に力を入れているようなのでこれまでにも何度か出演されています。 前にこのブログで紹介した回は 「特殊筋肉」 にフォーカスしたものでしたが、「カルメン幻想曲」 の "即興" 的な演奏が スゴかった んです[exclamation×2] 今回は モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番(ニ短調)から第三楽章の演奏でしたが、とても表情豊かに感情表現されていました。とくに "泣きそうな顔" が印象に残りましたね… そして "あぁ、うたってるよぉ~" と、感情がビシビシと伝わって来ました[exclamation] そして、うちの子たちにも 技術レベルはともかくとして、こういう感情溢れる演奏ができるようになって欲しいなぁと思ったのでした。

あっと、それから、反田さん、とっても魅力的な 「アルバム」 を出していらっしゃいますね。「リスト筋」 で有名な リスト (ってなんかちがう… (^^;;)、実は好きなんです [わーい(嬉しい顔)] あ、"ラ・カンパネラ" がフィーチャーされていますね。これ、龍くんのデビューアルバムにも入っていたなぁ。久しぶりに聴き比べてみよう。。。 (デビュー・アルバム 「リスト」 は Amazon Prime Music で聴くことができました…) あと、「ライヴ!」 も魅力的です。Amazon での レビューに、「ピアノの優等生から、ピアニストに変わって行く素晴らしいライブです。今までの日本のピアニストには居ないタイプ。」 って書かれています。あぁ、この感覚は自分だけじゃなかったんだ、と思いました。(いえ、本当は自分が知らないだけで他にも "旧来の日本のピアニスト" と違うタイプの方はいたと思いますけれど) それって、自分が 五嶋龍さん に感じたことと同じなんですよね。。。 「このアルバムは必聴です」 って書かれているので、購入して聴いてみたいと思います[exclamation]






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