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英語に親しむこと。 [子供]

唐突ではありますが、というか、ずいぶん久しぶりに 英語 について書いてみたいと思います。

先日、あるところで 「幼いころから英語を "習わせても" あまり意味がない」 というような 論 を見かけまして…

以前の記事で書いたことがあるのですが、うちの子供たちは小さいころから 英語 に "親しませて" きました。それはなぜかといえば親どもが 「英語が好き」 だからなんだと思います。「音楽が好き」 であるのと同じように。(ていうか、うちの場合この二つは切り離せないような。。。 (^_^[あせあせ(飛び散る汗)]

音楽が好きだったら、子供にも音楽が好きになって欲しいじゃないですか。そして、家で好きな音楽をよく流していれば、子供たちも自然と音楽が好きになりますよね。 結果的に、うちの子たちは二人ともそれぞれ 自分の意志で 楽器 (トロンボーン、ピアノ) を習うようになりました \(^o^)/

で、英語の場合ですが。。。
う~ん、上の子の場合は モノゴコロ つく前に英語の幼児教室に入れてしまったので (^ ^;; ちょっと反則してますが (でもそれって 家で音楽をかけて聴かせる代わりのようなものだったと思うのですが…) 英語しかない DVD/Blu-ray で映画を観たり、英語の幼児ソングや洋楽をひたすら聞かされたり(とくにクリスマス・シーズンとか)、アナ雪のサントラも英語版ばかり聴かされたりしていたおかげで、結果的に下の子も 「英語を習いたい!」 といい出して現在は小学生向けの英語教室に通っています。

というわけで、我が家としてはあくまでも音楽と同じで "楽しみ" として、英語に親しませて来たんですね。 "習わせる" とか ましてや "学ばせる" なんていうつもりではなく。

で、ですね。そんなことで英語に "親しませて" きたことが、中学一年生になって本格的に英語を "学習" し始めた上の子にとってどのような "意味" があったか、といいますと。。。 今のところ、成績は大変よいです、はい。自慢したいわけではありませんが (^ ^;;
それはなぜかというと 「英語って 面白い。」 ということを知っているからなんだと思うのです。 それまでに "習った" ことが役に立っているというよりも。 っていうか、小学生が "テキスト" で習う "文法" 的な内容なんてたかが知れてますから、もうとっくにそんなレベルのアドバンテージは無くなっています。 ですが、例えば "習って" はいなくてもなんとなく感覚的に気付いていた "規則性" というか、そういうのに気付く感覚というか、そういう部分が 中学に入って初めて 英語 に向き合うことになった他の子と比べるとアドバンテージになっているのかなぁ、と思います。 これって、結局 音楽 の場合と同じなんですよね、たぶん。(うちの子たちの場合、低音パートの魅力に気付いたことと同じ、といいますか (^_^;;)


というわけで、最初の 「幼いころから英語を "習わせても" (あるいは教えても?学習させても?) あまり意味がない」 ということについていいますと、
  • 幼少期から英語に "親しむ" ことで 中学に入って初めて テストの対象科目として 英語に向き合う場合と比べて 英語 を好きになれる可能性が高い、という意味においては意味がある
  • いつから始めたとしても 英語が好き になれる(または苦にならない) のであれば、中学校入学前に英語を "習う" かどうかで 「高校受験」 や 「大学受験」 で差がつくことはほとんどない、という意味では意味がない

と思います。

ついでに書いておきますと、私が若かりしころに所属していた とある学会 の会誌で、ある時 "英語教育" に関する論文が特集されていたことがありまして、その中の一つに、
幼いころから 二つ以上の言語 の教育を行うことは弊害の方が大きい

というものがありました。曰く 「母語(またはそれ以外でもよいが一つの言語)で論理的思考力を身に着ける前に複数の言語を扱わなければならない状況に置かれると、十分な論理的思考力の習得が阻害される」 とのことで。

これは、すべての人に当てはまるわけではないと思いますが (つまり多言語の環境でも論理的思考力を身に着けられる人も一定の割合では存在すると思いますが)、自分自身の身のまわりの経験からしても正しいのだろうな、と思っています。そんなこともあってうちの子たちにはあくまでも "英語に親しませて" 来たのであって、英会話を習わせたつもりもないし、英語の学習をさせたつもりもありません。

ということで、結局何がいいたかったかといいますと、自分たちの時代は違ったけれど 現代においては その後の人生を豊かにしたければ、"音楽と同じように" 英語にも親しんでおいた方がいいよね~ ということでありまして。音楽と同じように。。。  そういうワケで小学校から 授業 に英語が取り入れられたんですよね? きっと。 音楽はず~っと昔から小学校の授業にありましたけれど(笑)



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U3

でも日本の英語教育が過半の子供を英語嫌いにさせているんだよね。
by U3 (2016-03-19 19:45) 

collin

U3 さん、コメントありがとうございます。

英語が嫌いになってしまう理由の一つがいきなり定期テストの対象科目として向き合うことになるからなのではないか、と思うんですよね。小学校の英語の授業はぜひ 「英語のおもしろさ」 に気付かせてくれるようなものであって欲しい、と思います。というか、中学も、高校も、そうだとよいと思います。(以前書いたのですが、自分の場合、高校時代にも 「英語のおもしろさ」 を教えてくれる先生がいてラッキーでした。http://collin2007.blog.so-net.ne.jp/2015-06-02
by collin (2016-03-19 23:40) 

みかん

訪問&nice!ありがとうございました(^^)
私も、早いうちから英語に親しむといいという意見に賛成です☆
どの程度習得するかはさておき、後々役に立った! という話しか聞きませんよ~。幼い頃に英語を聞いていて損した人は知らないですね。私も英語が好きなので、子供にも英語好きになってほしいですよね。だから、楽しくなじむのが良いと思います♪
by みかん (2016-03-22 00:52) 

collin

みかん さん、コメントありがとうございます。
そう、早いうちから英語に親しんで損することはないですよね (^^)
「キライ」になるような取り組ませ方をしたらダメなんだと思いますけれど。。。
うちの子たちは(今のところ)「好き」なようなのでよかったです。これからも それとなく 「楽しさ」 を伝えていければな~ と思っています。

by collin (2016-03-22 01:11) 

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