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クラシック と ジャズ [音楽一般]

今週の 「題名のない音楽会」。

ジャズ・ピアニストの 上原ひろみさんと、新日本フィル コンサートマスターの 西江辰郎 さんがゲストでした。

上原さんといえば 自分と同郷 なんですよ。。。 当ブログの最初の頃に 初めて感動したクラシック なんていう記事の中で 「楽器の街で育ち、まわりにアマチュア・クラシック音楽家はたくさんいた。自分はクラシックをやらなかったので、周囲の(アマチュアの)演るクラシックはひたすら堅苦しく、つまらないものだと思い込んでしまっていた。(実際にはそんなにつまらないものでもなかったのかもしれないのだが…)」 なんて書いてました。 これは実感としてそうなのですが、まぁたぶん 周りはみんな (猫も杓子も) 地元の某社がやっている 「教室」 のシステムにのせられて、同じシステムで育成された "それなりの" 先生に習っていたような人たちばかりだったからそう思ってしまったのでしょうね。(何十年も前の話なので、きっと今は状況が異なると思います。)

上原ひろみさんは、6歳からピアノを始められたとのことで、わりと遅い方だと思うのですが、最初は普通に ツェルニーとかを練習していたけれど、先生がクラシック以外のいろいろな音楽を聴かれる方だったのですぐに作曲とか 即興 とかに目覚めたのだそうで… おそらく最初から持っているものが違ったんでしょうね。

で、本日の番組の中では、上原さんが 「パッヘルベルのカノン」 の Jazz バージョンを(少しだけ、即興で?)披露してくれました。いやぁ、いいな~ [わーい(嬉しい顔)] これ、ずーっと 原曲と同じ長さくらい聴きたかったですよ[exclamation] 自分は Jazz はベースの真似事くらいしか演奏できませんが、子供たちにはこんなこともできるようになって欲しいなぁ、と思います。

そういえば少し前に ファジル・サイ さんの ジャズアレンジの トルコ行進曲 を紹介しましたが、YouTube には それのコピーというか ファジル・サイ さんアレンジの楽譜による、、、という演奏がいくつかあったりするのですが、そうじゃネーだろう、と (^_^ゞ 実は上の子の同級生のピアノの名手、"学コン" で 上位入賞しちゃうような実力者なのですが、前に書いた JRの発車音 も 再現 だけでなく 即興 Jazz 風とかも聴かせてくれるそうです。あと、ラジオ体操 ジャズ風 とかね [わーい(嬉しい顔)] やっぱり、一流ってのは違うんだろうなぁ、と思ってしまいます。

なんてことを思いながら YouTube 検索したらありましたね、上原ひろみさんの カノン。CDにもなっているようです。

【2016.12.10: 埋め込んだ YouTube 動画は著作権上の問題があったようなのでリンク削除しました。今でもみられる YouTube 動画もありますが…】

あー上原さん、出身地の某社のピアノを使っていらっしゃるんですね。それはなんだかうれしかったです (^o^)

で、五嶋龍さん。 ロック・バンドをやっていたということもあり、また、彼の演奏にも "ロック" を感じることが多々あるのですが、ジャズ はどうなんでしょうか。 上原さんの Place To Be という曲を 共演 されていましたが、う~ん、いまひとつ 解放された感 がなかったような。。。 (なんて、偉そうにスミマセン (^^;;)

なんだろうなぁ、ロックは "リズムを強調" なので そのような、あるいは音のエッジが際立っていると "ロックっぽい!" と感じるのですが、Jazz は そうではなくて、分かりやすいところでは そもそもリズムが違う とか、クラシックでは通常使われない(スケールの)音を入れるとか、そういうのが Jazz っぽい要素なんですかね。それだけじゃぁないんだと思いますが。 今回の 五嶋龍さんの演奏は、なんとなく 普通にクラシック っぽく感じてしまいました。。。

と、ずいぶん長々と書いてきましたが、西江さんの演奏には触れられなかった[exclamation] ごめんなさい m(_ _)m またいつか機会があれば、ということで、今回はご容赦ください。 しいていうならば、新日フィルで上原さんと共演されたときの演奏が聴いてみたい! と思いました[exclamation×2] (さすがにこれは YouTube にもないようで。。。(^^;;)






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