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これは泣くよね。(or 腰が抜けちゃうよ、多分) [音楽一般]

前回の記事で、一部では 「小室進行」 と呼ばれているというコード進行のことを書きましたが、それで思い出した 気になるコード進行があって Google 先生に尋ねているうちに とある Live Video に出会ってしまいました。

#えーと、前の記事には書くの忘れましたが 「小室進行 = VI - IV - V - I 」 の(我が家的な)出どころは 「ヒックとドラゴン」 のオープニング曲です (^^;;

そのコード進行とは、以前書いたとおり高校生時代に 完コピ していたという Thin Lizzy というバンドの The Boys Are Back In Town という曲の Aメロ 部分の I - III - IV - VI... というものなのですが。。。 そのコード進行に関する考察は 別途改めてしたいと思いますが、出会ってしまった Live video というのはコレ↓ です。



Thin Lizzy の リーダーだった Phil Lynott (1949/8/20-1986/1/4) に捧げる、 2005/8/5 にアイルランドのダブリンで行われた "One Night in Dublin: A Tribute to Phil Lynott" ライブからの映像です。

以前 「アイルランド民謡」 に関する記事(「ラグビーW杯 で思い出した曲。」) で触れた Gary Moore が Thin Lizzy の リーダーでありヴォーカル&ベースの Phil Lynott の代わりに ギターを弾きながら歌い、傍らでは アルバム「Black Rose」 のときのもう一人のギタリストである US 出身の Scott Gorham がハモリのギターを弾き、その後ろでは 不動のドラマー Brian Downey が叩いている、しかも、レコード盤が擦り切れるほど聞き込んだ 「Live and Dangerous」 と同じ曲順で Cowboy Song -> The Boys Are Back in Town につながるという。。。[もうやだ~(悲しい顔)]

もうね、、、これ、見始めたときから、というよりも、検索結果リストで見つけたときから涙があふれて、映像を観終わるまで、とめどなく涙が流れ続けました。。。

Thin Lizzy といえば、Phil Lynott (B&Vo), Brian Downey (Ds) の二人に加えて 1人または2人のギタリストがいるというバンドだったのですよ。そして、Gary と Scott は 少なくとも アルバム 「Black Rose」 の頃には一緒だったのですが、他に Eric Bell とか Brian Robertson とか John Sykes とか、も在籍したのでした。(当時の事情によって自分がコピーしたのは主に Brian Robertson が弾くパートでした… Live and Dangerous 録音時は Brian & Scott だったので… Gary 時代の曲に関しては Gary のパートってことになるんですかね、たぶん)

で、Thin Lizzy の、ある時期の 4人のメンバーのうち 3人が集まったとして、当時の曲を演奏すると、たとえ 強烈な個性を持つリーダー(Phil) が不在であっても "再現" が可能なのか? というと、たぶん、一般的には "そんなことはない" ということになるでしょう。 しかし、この Live の場合、代わりに Vo をとっているのが (おそらくあまり明確にはいわれていないと思いますけれども) "最盛期" のメンバー(G)の一人であり、メジャーになる前から Phil と深い交流があったという同じ(厳密にはUK の一部かそうではないかという違いはあるのですが) アイルランド人 である Gary Moore が代わりに Vocal をとっているということもあってか、全く違和感のない Thin Lizzy の音が 再現されていると思います。(数字的には "ある時期のメンバーの 3/4" がいるとしても、-1/4 がリーダー&ヴォーカリストであることを考えると異例といえるでしょう…) これはもう、もしもその場にいることができたとしたならば、号泣ものです。 というか、多分、立っていられなかったでしょう。

子供の頃、というか、それ以降も、ビートルズ初来日時に たくさんの若い女性たちが "失神" したというニュース映像などを見・聞きすることがあったわけですが、そのたびに 「はぁ~!?、なんでそうなるの!? 意味わかんないし。」 と思っていました。 でもね、、、今ならわかります。そういう状況はあり得ますね。。。 たぶん、「想像を絶する」というよりも 「"空想" ならできるけれど、実際に起こることはあり得ないと思い込んでいる」 ような状況が実現すると (ぁ~? どっちも同じことかも。。。) "こころ" は壊れちゃうよね… というか [わーい(嬉しい顔)]

ともあれ、今回のことに関していうと、心は遠い昔の(音の)記憶と "想像" の世界に跳んで ある種 恍惚の世界に浸ってしまったのでした (^o^)/


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