SSブログ

聴こえる音の再現力 [耳と、音と。]

Facebook のフィードにこんなのが流れてきまして。。。

スゴイですね、これ。個人的に なぜか 思い入れのある曲なので、感動!しました。[わーい(嬉しい顔)]

"超絶テクがスゴすぎ!アコギでカバーのマイケル「Beat It」の音色にうっとり" (http://grapee.jp/59701)


もちろん、「超絶テク」 もすごいと思うんですが、自分が心を撃たれるのは 実は そういうところではなく。。。
以前 2 Cellos による MJ の Smooth Criminal のカバーでぶっ飛んだということを書きましたが、そのときと同じことを感じました。う~ん、それともちょっと違うのかな… [ふらふら]

なんといえばいいのか、、、こういうのって、弦6本とか8本(4本 x 2) とかのものすごく制約された条件で 「オリジナルが当人(達)にどのように響いて(聴こえて)いるか」 を再現しているんじゃないか、という風に思うんですよね。 そして、それが 「自分(私) への響き(聴こえ)方」 とすごくマッチしているから 「おぉ[exclamation×2]」 ってなるんじゃないかなぁ~ と。

ちょっと次元の違う話かもしれませんが、自分がある曲を ”鼻唄" したり "口笛" を吹いたりするとき、実際に 他人に聴こえる ”音" (外に発せられる音) の他に、少なくともあと三つか四つくらいのパートが 頭の中 では鳴っています。リズムは体の部分を使って "鳴らす"ことができますが、音程を持った音は一つしか出せないのがもどかしいですね (笑)

で、彼らは その "頭の中で響く" 音たち を 一つの楽器(2 Cellos の場合は2人で2つの楽器) を使って表現しているということなんじゃぁないか、と思うのです。 その意味で、「超絶テク」 を持っているから "オリジナルがどう響いたか" をより豊かに表現できるというのも事実ではあると思いますが、単に 「テクニック」 がスゴいから聴いた人を 「うっとり」 させられるかというと、「それは違うんじゃない?」、と思うわけです。
#もちろん、制約のある中での "再現" なので、この "Beat It" の演奏の場合には 聴いている自分が頭の中で 有名な Steve Lukather の ギター・カッティング を補ってたりもしますけどね [わーい(嬉しい顔)]

上記のような観点でいうと、たった4本の弦だけで 「4人編成のロック・バンドでも "テープ" を使わないと再現できない」 曲を再現している (と自分は感じる=自分の頭の中では original を聴いた時と同じ "響き" を感じる) この ↓ 演奏は本当に "凄い!" と思うのですが、どうでしょう ??







nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。