バッパーズ＠渋谷 CLUB QUATTRO

5/30 は早慶戦を観に神宮に行こうか? なんて書いてましたが、さすがにそれは無理でした。なぜならば、夜はこれに行くことになっていたので、上の子も連れて。

ぜんぜんシークレットじゃない "Special Secret Guest" を含めて最高でした　クアトロのページの紹介文に "唯一無二" って書いてあるけれど、やっぱりそうだよね… 以前、「知らなかった、国産の若い ジャンプ・プルース バンドがあったのか、、、」 って記事を書いてまして、彼らも 頑張っているようですが、なにせ今年（ん？ 1979秋ってことは昨年!?）で３５周年ってことで年季が違いすぎますね、と。。。

トロンボーン好きの子供は、といえば、トロンボーンを含むホーン・セクションやいつも口真似しているベースもよかったけれど、今回もやはり コンガ＆ボンゴ の打楽器に注目 だったようです

まぁいいや、トロンボーンとトランペットのうち一名のリズムに合わせたアクションとかその他諸々楽しんでくれたみたいだから…


(5/31 追記)
5/7 には "公開" (予告) されてしまった Special （Secret のはずだった） Guest の人見元基さん。自分にとって日本のハード・ロック ヴォーカリスト といえば うじきつよし か 人見元基 か、、、というくらいで。（どちらも好きだったのです、当時から）
えっと、こんなふうに書くと 各方面から石が飛んで きそうですが (^ ^;; 自分がハード・ロックに目覚めた頃の日本のハード・ロックといえば 「子供バンド」や 人見さんがその後加入した Vow Wow の前身である 「Bow Wow」 なんかが活躍していたのでした。あー、「Loudness」 は当時から "ヘヴィ・メタル" だったからちょっと違うかな。
で、そのころ人見さんが所属していた "Noiz" というバンドがありまして、これも グラム と パンク と ハード・ロック が混ざったような感じで、自分的には同じ分類となってるのでした。

昨日の人見さんは 吾妻さんが 「吉祥寺で ７万円 で買った」 という ダブルネックの SG で弾く Whole Lotta Love (Led Zeppelin) のイントロにのって登場して２コーラスくらい唄ってくれました！ うーん、変わらず素晴らしい歌声。この時点で涙を流しました。そして、Jazz スタンダードである ”All Of Me"、続いて Otis Redding で有名な "Try a Little Tenderness"、そして最後に Nat King Cole の "L-O-V-E" の３曲、「今日はロックは登場時以外やらないぞ！」 ということで、普段と違う曲たちを唄ってくれました。

声自体はいつもと変わらないのだけど（あたりまえ）、とても表情豊かな歌唱で（随所に力強い "シャウト" もあり） とても素晴らしかったです。人見さんの声を "生" というか ライブ会場 で直接聞いたのはものすごく久しぶりでしたが、ワレる（歪む） 寸前にうまくコントロールされた PA を通して聴く とても繊細な "カスレ" を伴う "音声" はこの上ないくらい気持ちよかった。人見さんは今は 唄 を本業とはしていないのでなかなか機会は少ないのですが、また聴きにいきたい！ と強く思いました。

ところで吾妻さん、こんなことを言ったら怒られそうですが、一応 ロック も "通って" きていたのですね（笑）　（当たり前か、お兄さんは "ジョージ吾妻" さんなんだから。。。）
会場から飛んだ 「天国への階段！」　とか 「ホテル・カリフォルニア！！」 とかの掛け声（ダブルネックを持っていたので） に応えて 短いながらも 各曲の 代表フレーズを 弾いてくれました。ただし、「ごめん、俺の中にはフォークはないんだよ。」ってことでしたが （「22才の別れ！」 という声に対して。いわゆるフォークの "アルペジオ" （じゃなくて、たぶん "スリー・フィンガー" のことじゃないかな？） は下手くそなんだそうで）

そういえば、トロンボーンの西島さんの中には「ロック」 がないそうで、Whole Lotta Love の "I wanna whole lotta love" と繰り返すところでギターの音(?) で "クゥーン" と下がるところを Trombone でやってもらおうというのを伝えるのにかなり苦労したのだそうです。なんか、いろいろ面白かったな～


■ご参考■ ということで、下に Noiz の CD (アルバム) のリンクを載せさせていただきますが、相当のプレミアがついてちょっと手が出ませんね。。。

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